人々の生活を脅かすナラ枯を防げ
公開日:2021年09月01日 最終更新日:2022年07月14日
タイトル | 人々の生活を脅かすナラ枯を防げ |
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詳細
座間市は相模川、目久尻川、鳩川の浸食によりできた急傾斜地が多く、この急傾斜地の土砂崩れを防いでいるのがナラの木であると言っても過言ではない。 |
該当樹木の崖下には家屋があり、この木が枯れたらがけ崩れの危険が。 |
本件区域は土砂災危険区域です。 |
カシナガの集中攻撃(マスアタック)を受け急激に枯れ始めたコナラの木(左の木) |
急遽ナラ枯対策実施 |
ナラ枯対策噴霧完了 |
ナラ枯対策噴霧後の長雨、豪雨の影響で折角施工したカシナガブロックが雨に溶けて流れ落ちてしまったため対策効果が減少した。 |
カシナガブロックが雨で溶けて流れた為にナラ枯進行が止まらない。 |
8月10日、今年最高気温 |
緊急対策処置として、ツマヨウジ先端にスミチオン原液を浸してカシナガ 穿孔孔に挿入してカシナガ駆除計画をはかる。 |
ツマヨウジ先端にスミチオン原液に浸したものをカシナガ穿孔孔に差し込み、幹表面から約5㎜程度で切断した。 |
表面から5㎜に切断したツマヨウジをハンマーで打ち込む。 |
根気よくツマヨウジ対策を繰り返し、フラス排出が0になるまで対策を行う。 |
ナラ枯はナラ菌による通水機能低下により発生することから念のため水撒きも行う。 |
数々の対策により、元気になりつつあるコナラ |
何とか枯れないで済みそうです。 |
今後の課題 |
早期発見早期治療が大事 |
ミズナラ・コナラは注意が必要 |
昆虫の集まる木はナラ枯が起きにくい |