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座間駅東側桜伐採と腐朽検証

公開日:2021年02月28日 最終更新日:2022年07月14日

タイトル 小田急座間駅東側桜伐採と腐朽検証

詳細

 小田急に対する座間駅東側2本の桜根部腐朽報告
 報告日令和2年2月
小田急秦野機関区への調査報告内容
 座間駅東側に位置する桜がベッコウタケに汚染され、ベッコウタケ中心部から細い鉄棒を挿入すると500mm挿入できた。幹回りから幹の最小肉厚を計算すると50mmを満たない。直ちに倒れることはないと思うが、駅ホーム、道路の脇の為、倒木に至った場合大きな事故に至る恐れがあり、対策を講じる必要があります。
 尚、駅周囲で他3本も感染が確認されており、観察して行く必要があります。

 腐朽計算式
 X =(2010÷3.14)-500=140.127   根部78%の腐食

最小変代
最小辺材肉厚
  140.127÷2=70.06×0.5=35.03    50>35 でNG

 腐朽率で計算すると。
 500÷640×100=78%


 GL部に生えているベッコウケを利用した内部の腐朽状態は78%で危険な状態であると小田急に報告

 この報告に対して小田急は回答は「開口空洞はあるものの精密診断結果は50%に満たないため伐採はしない」と50%以下との見解を示した。

 何故この違いが出て来たか調べたら、
 小田急はGL+200部測定
 座間安全・安心推進部はGL部測定

14.0 C=205.0 W=8.0
総合判定:B2(R1/8/20)

 小田急は GL+200を測定して腐朽率
50%としている。

 座間安全安心推進会のベッコウタケを利用した調査で、根返り倒木を想定した測定ですが、今後小田急も同様な調査方法を追加することになった(小田急電鉄と調整結果)。

 安全安心推進部はベッコウタケを利用した測定(地際)で腐朽率で計算すると。

 500÷640×100=78%

 中央の丸カン(金属棒)をベッコウタケ部から挿入し、その挿入量で腐朽状態を確認する)

 切断面をみると座間安全安心推進会で計算した78%が検証できた状態で正しい事が分かる。

 伐採後の桜

小田急は昨年腐朽率50%以下として「問題無い」との結論だったが座間安全・安心推進会の腐朽調査法を加味した調査で、危険とした判断に変更し、2021年2月に伐採に踏み切った。

 地際に生えるベッコウタケ

 このベッコウタケを利用して腐朽状態を調べれば良好な精度が得られる。

   小田急撮影ベッコウタケ
 
 小田急も地際(ベッコウタケ)調査方法を調査項目に追加することとなり2月に伐採に踏み切ったと思われる(2020年小田急と打ち合わせ済)

 危険度の多くははベッコウタケの有無で決まります。
 情報をお願い致します。

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