座間市民活動サポートセンター ざまっと座間安全・安心推進会活動報告国際交流倒木応急処置したが問題山積

倒木応急処置したが問題山積

公開日:2021年01月23日 最終更新日:2022年07月14日

タイトル 倒木応急処置したが問題山積皆様のご意見をお聞かせください

詳細

      所有者不在のカシの木

 石仏「若宮様」(座間市入谷東4丁目57-3丁目付近)に位置するカシの木(直径約850mm)の幹が腐り、根元が大きく空洞化し、根返り倒木の恐れがある。
 しかし、この土地は明治38年に68名の共同登記にされ、民法(土地の工作物等の占有者及び所有者の責任)第717条に関する所有者、責任者が存在しません。
 そこで、問題の木は道路脇に位置することから、「国家賠償法二条一項に基づく賠償責任」の関係で座間市に相談し、2018年に道路側に倒れないよう応急処置をして頂きました。
これは、あくまで応急処置であり、抜本的な対策(伐採)が必要ですが、登記は明治時代のもので、現在問題の木の管理責任者は不在で連絡がつきません。座間市ではこの木を伐採する場合、民法第251で対応しなければならない。として伐採できずにおります。
 また、この現場は座間駅から南に約200mで生活路でもあることから、道路利用者は不安の日々を送っている。空き家問題と同様、早急に解決しなければならない問題と思う。

 直径約850mmのカシの木は道路側に倒れそう、

 幹直下に大きな空洞確認

 空洞部にメジャーを差し込むと約800mmを示している。
 GL部の幹内部は大きく腐朽していることになる。

 幹内部の空洞状態
カメラを差し込んで撮影した。
 キノコ(子実体)はない

 幹内部の空洞状態

      倒木対策
 枝を切り、上部を軽くし、応急処置として、倒れ防止のロープを取り付けた(道路課)。

 枝を切り、上部を軽くして、倒れ防止のロープを取り付けた(道路課)。

     若宮様

  根部腐朽推定原因
 
 道路拡張工事でカシの木の根部を切断し、腐れ防止剤(癒合促進剤)を塗布してなかったのではないか。

 枝・根部を切断した所に癒合促進剤を用いていなかったことが推定される。

 幹も大きく腐朽している

 この太枝にも癒合促進剤を塗布していない為、幹内部迄腐朽が進んでいる。

 ここから雨水が侵入幹内部を腐らせた。


 最近、所有者、責任者不在の案件が増えいる。

 このカシの木を倒木対策として伐採したいが、法を満たした伐採方法がありましたら教えて頂けたらありがたいです。

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