くつがた公園ケヤキ幹腐朽倒木対策実施
公開日:2020年11月16日 最終更新日:2022年07月14日
タイトル | くつがた公園ケヤキ幹腐朽倒木対策で伐採 |
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詳細
くつがた公園ケヤキにコフキタケが生えていることを確認した。このコフキタケはベッコウタケと同様に青々した生木が好物で、根や幹の傷口に胞子が付着し感染する。一度感染すると菌糸が幹の内部へ侵入し、幹内部、根等を腐朽させて行く。幹内部が広範囲に腐朽すると仲間を増やす為に幹のくぼみ部から子実体(キノコ)を成長させる。このキノコの胞子により約300mの範囲にある、桜、ケヤキ等に次から次と感染させる恐ろしいキノコです。 |
くつがた公園のケヤキ |
キノコ部から丸カン(鉄棒)挿入すると長さ600mmの丸カンが根元まで挿入できた。 |
このケヤキは、座間公園緑政課で2020年2月に伐採した(写真中央)。 |
※ 写真の中央心材部縞模様が腐朽(腐り)部で褐色部も腐朽進行部です。褐色部の外、辺材の一部で危うく倒木を防いでいた。 |
この写真は神井戸湧水脇のケヤキ倒木ですが、このような状態を防ぐにはやはり、幹内部腐朽状態、根部の異状を詳細に確認する必要がある。 |