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クビアカツヤカミキリ被害予測調査票

公開日:2026年04月24日 最終更新日:2026年04月24日

  クビアカツヤカミキリが神奈川県に迫って来ています。

 そこで神奈川県内で被害が予想される公園、河川の地形等を調査し、事前に被害場所を優先順位を付けて予測することで早期発見、早期対策を実施し、効率よく被害拡大を防ぐことができます。本調査票を活用して被害確認をより早く、より確実に行うために皆様のご協力をお願い致します。

 1.東京都の被害状況(2025年度)東京都クビアカ被害マップ

 

 クビアカツヤカミキリの成虫飛翔能力は、1回で20〜30m、活動期間(約1ヶ月)を通じて最大1.4〜3km程度移動すると言われています。

 風に乗ると数十キロ移動できることも確認されており、本年2026年度は神奈川県川崎市、横浜市、相模原市は被害を受けるものと予想して準備しておかなければなりません。

 そこで、どのような公園及び街路樹の桜が被害を受けやすいのか、同じ公園でも場所により被害程度が変わるので、それを知り確認することで、より早く、より精度が高い情報を得ることができます。

   2.クビアカ被害の特性 

 下記はクビアカ被害を受ける可能性がより高い項目を列記した。

  ①公園等の東側斜面は被害を受けやすく西斜面は被害を受けにくい。

  ②街路灯の近くに植栽された桜は被害を受けやすい。

  ③樹齢60年以上の桜は被害を受けやすい。

  ④河川又は国道、県道等幅が広い場所に隣接する桜は被害を受けやすい

  ⑤既に被害が発生している東京都に近い川崎、横浜、相模原は要注意。

 上記 ①~⑤についての詳細

  ① 公園等東側斜面は被害を受けやすく西斜面は被害を受けにくい。

 下記は群馬県藤岡市の七興山古墳で、小高い丘状の古墳に樹齢60年以上のソメイヨシノが100本近く植栽された人気のスポットです。クビアカ成虫は、6~8月の早朝4時頃、朝日に乗って、この山を目指し飛んでくる。昼から夕方は飛翔数が少なく西北側斜面は被害が殆どない

 調査時、朝日が当たる地形東斜面の有無を確認すること

  下記図は群馬県藤岡市の七興山古墳で、小高い丘状の古墳に樹齢60年以上のソメイヨシノが約100本近く植栽された人気のスポットです。クビアカ成虫は、6~8月の早朝4時頃、朝日に乗って、この山を目指し飛んでくる。昼から夕方は飛翔数が少なく西北側斜面は被害が殆どない。調査時、朝日が当たる地形、東斜面の有無を確認する必要がある。

七興山古墳

② 街路灯の近くに植栽された桜は被害を受けやすい。

街路灯

 クビアカは昼行性であると言われているが、夜中にも活動する「正の走光性」の特性を持っている。この為に他の害虫と同じく、街路灯等に集まる習性があり、街路灯の近くに桜の木があれば、その木の最上部に飛び降り交尾、産卵を重ねる。街路灯等の近くに植栽されてある桜は要注意である。

 

 

 

 

 

伐採された桜

                      ⇦ 伐採された桜   群馬県藤岡市 岡之郷緑地公園

  • 光に集まる習性:クビアカは夜間に街路灯の明かりに誘引され、その周囲にあるサクラ、ウメ、モモなどの樹木に集まり、産卵して被害を広げます。
  • 東側の被害が甚大:月明りや日の出の光(紫外線)が当たる東側に位置する桜は、特に集中的な被害(マスアタック)を受けやすい。
  • 特定の場所に集中: 街路灯の近くの樹木は、被害が連鎖しやすい「ホットスポット」となるため、早期発見と防除が非常に重要です。

 

 

③特に樹齢60年以上の高齢桜は被害を受けやすい。

狙われる高齢桜

 クビアカは樹皮が凸凹し、傷んだ高齢桜を好んで産卵します。

 これは卵が天敵にも狙われにくいからだと言われている。

 日本の多くの桜の名所では、戦後に植えられたソメイヨシノが樹齢60年を超えて老齢化しており、クビアカのターゲットにされ易いことにあります。

 

 

 

 

 

④河川又は国道、県道等幅が広い場所に隣接する桜は被害を受けやすい。

河川脇の桜は要注意

 河川脇の桜並木は朝から夕方迄日が当たること。ビル等の飛翔障害物が少なく、又、風に乗って、遠くから飛んでくることも可能など、被害を発生させる条件が揃っていることにあります。

 特に一級河川の桜並木は注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

3.現地調査時該当する項目にチェックを入れてください

  □ 東側斜面に植栽された桜か

 □ 街路灯近くに植栽されている桜か

 □ 60年以上の高樹齢桜か

 □ 近くに川又は国道、県道に隣接しているか

 □ 東京都に近い川崎、横浜、相模原のいずれかに該当しているか

 

  ※3.項の1つでも該当していたら、その公園樹又は街路樹等は今後優先重点調査を継続する必要があります。

以上

 

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