座間市民活動サポートセンター ざまっと座間安全・安心推進会活動報告防犯・防災ツマヨウジで防ぐナラ枯れ

ツマヨウジで防ぐナラ枯れ

公開日:2023年09月07日 最終更新日:2023年09月10日

 マスアタックを受けたシラカシの胸高樹直径約30cmのカシナガ穿入孔に、原液スミパイン乳液を染み込ませたツマヨウジ約850本を差し込み、カシナガの動向を確認した。

 ツマヨウジ先端に薬剤を染み込ましていない場合、カシナガに先端を食いちぎられ、ツマヨウジは挿入孔から抜けて落下してしまった。

落下したツマヨウジ
先端が大きく欠落している(下記写真)

DSC04739 ツマヨウジ カシナガの活動

 ツマヨウジの先端に薬剤スミパイン乳液の原液を染み込ませて穿入孔に挿入すると・・

DSC07204スミパインを染み込ませたツマヨウジ

ツマヨウジ先端が少しかじられていた。

 しかし、かじられた量は少なく、ツマヨウジが落下することは無かった。

マスアタック後、樹内穿入カシナガ成虫は死んだと推定される。

   ツマヨウジ先端に薬剤スミパイン原液を染み込ませてカシナガ穿入孔に挿入した      (下記写真)

DSC07145 スミパイン原液をツマヨウジ先端に浸み込ませた

 ツマヨウジ挿入により、フラスは大幅に減少した(下記写真地際)DSC07185 カシナガ穿入数

マスアタックを受けたがツマヨウジ効果で枝 葉も元気(下記写真)

DSC07187 マスアタック見える化

 ナラ枯れはツマヨウジとペットボトルトラップで防げる

DSC07208 マスアタック初期の場合数本のツマヨウジとトラップでOK

 マスアタック初期、ツマヨウジ先端に薬剤を染み込ませカシナガ穿入孔に数か所挿入し、トラップを設置したところマスアタックは収まった(フラス堆積も無くなった)。

以上

 

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