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ひまわりフォト 12月の例会(ネット例会)

公開日:2021年01月10日 最終更新日:2022年07月14日

タイトル ひまわりフォト 12月の例会(ネット例会)

詳細

タイトル:深まる秋色
撮影場所:愛甲郡愛川町
撮影データ:ISO 200, F8.0, SS 1/640, 焦点距離 38mm, 露出補正 -0.3
ひと言:天候変化の異常に悩まされた2020年、夏の暑さに閉口し長期に亙る雨の日々。反転日照りが続いたり、寒暖の差が激しく体調の維持にも気遣った日々でした。ようやく爽やかで穏やかな紅葉の秋を迎えて深く色づく銀杏並木に「深まる秋色に憩う親子」を捉えました。若干コントラストを強めに、露光をマイナスで雰囲気を演出しました。

講師コメント:穏やかな秋を収めることが出来ましたね。親子連れの姿からも何処となくのんびりとした雰囲気を感じます。現在自粛を求められる社会情勢だからこそ、作品が一服の清涼剤となるでしょう。上に大きく抜いた縦位置のイチョウ並木は色調も良く整い、秋の風情を振りまいています。何気ない生活の一場面とみて取れますが、かなり底力のある作品に仕上がっています。

タイトル:わが家のベランダ
撮影場所:自宅
撮影データ:ISO 400, F16, SS 1/90, 焦点距離 35mm, 露出補正 0
ひと言:毎年秋になると、家内がどこからか渋柿を買ってきて、干し柿を作っている。今年の柿は特に大きくみごとだったので写欲にかられパチリ。昔、田舎に住んでいた頃、実家では毎年干し柿を作っていたのを思い出し、懐かしく思って撮影した。

講師コメント:かなり沢山の干し柿が吊るされています。実の質感が出ていることで現実感が伝わってきます。これは背景が明るく手前は暗い条件の中、適切な露出を設定できたことが大きな要因です。自宅のベランダとのことですが、駐車場や建物を取り込んだことで、周囲の環境を説明することが出来ました。また、背景がドシャピンではなく適度にボカした仕上がりは被写界深度をコントロールする手慣れた感じがします。

タイトル:これで何杯め?
撮影場所:自宅
撮影データ:ISO 32000, F4.0, SS 1/1250, 焦点距離 96mm, 露出補正 0
ひと言 : 先月の例会の写真、「瞬間」の撮影者です。「瞬間」はピント合わせがあまり上手くできていなかったため、あれからハイスピード撮影を何度も練習し、その中から、この一枚を選びました。ピント合わせがやはりもうちょっとですね、引き続き頑張ります。ただ、もしご覧になる方に 、お酒が美味しそうと感じていただけたら嬉しいです。

講師コメント:先月の作品の撮影後も一生懸命勉強されたのだと思い、その努力に対して感心しています。撮影者の頭の中には次から次へと色々なシチュエーションが浮かんでいることでしょう。今回の作品も良くできていますので、この後も自分の感覚でどんどん撮っていってください。今が伸び時だと思いますが、ご自身でもそのようにお感じではないでしょうか。

タイトル:秋爛漫
撮影場所:生田緑地
撮影データ:ISO 320, F6.3, SS 1/160, 焦点距離 9mm, 露出補正 -0.7, 1型センサー
ひと言:正直なところ、紅葉は期待をしておりませんでした。散り始めておりましたが、日の光が味方してくれました。撮影を開始してから数分もたたないで日差しが丁度いい具合に変化してくれました。作品を見ての通り、秋爛漫です。今日は付いている。宝くじでも---。

講師コメント:きれいな紅葉が撮れました。逆光を上手にコントロールしています。画面下部に水面を入れ、差し込む陽でアクセントを付けたところなど余裕を感じさせます。
 構図も必要以上に切り詰めることなく上下左右をたっぷりと見せたことで落ち着きが出ています。木の幹の複雑な絡みも動があり、見た目に変化をもたらしています。撮影を開始して間もなく良い日差しに出会ったとのことですが、これも現場に足しげく通う成果なのでしょう。

タイトル:脱皮
撮影場所:座間2丁目
撮影データ:ISO 1600, F32, SS 1/80, 焦点距離 132mm, 露出補正 0
ひと言:時期外れの写真ですが、4月のネット例会で、接写すると被写界深度が浅くなるという先生からのコメントをいただいたので、5月初め、竹の皮と若竹の両方にピントをもってこようと絞り値を大きくして撮ったものです。32まで大きくしなくてよかったのかもしれませんが、22で撮ったものは皮のピントが少し甘い感じがしました。わずかに寄りすぎたのかもしれません。接写で絞りを大きくし過ぎるとまずいことがありますか? 32は最大絞りの1つ手前です。

講師コメント:皮を脱ぎ捨てすくすくと伸びる若竹の様子が撮れました。皮がちょっと着いているところがリアルですね。大胆なフレーミングが印象的です。ここまで迫ることが出来れば接写も迫力が出ます。それでは質問に答えましょう。まず絞り32は大き過ぎるのかとのことですが、この問題の解答はちょっとばかり難しいことなのですが、ストレートにお答えすると、竹皮の手前から奥までピントを持ってこようとしたようですが、作品は竹皮の手前にピントを合わせいるのでしょうね。そう推測して画像を拡大してみますと奥までピントがきていませんので、この場合はもっと大きな絞りが必要となります。被写界深度と言うものは、おおよそですが、(撮影条件で変わってきます。)合焦点(ピントを合わせた場所)から手前に3割、後ろに7割で被写界深度が作られると思ってください。また、絞り32が限界最大絞りでこれ以上絞れないと仮定した場合は、手前から3割の部分にピントを合わせるとピントを合わせた前後の被写界深度が有効に使えます。結論は①合焦点が手前ならば絞りをもっと大きく②絞り値が限界の場合は合焦点を少し後ろにずらして(3割程度)被写界深度を有効に使います。いずれの場合も現場でモニターを拡大して確認してください。まずは①から試してみてください。更に絞りを大きくした場合のまずいことは、との質問ですが、ひとつは被写界深度が深すぎて不適切になってしまうことが挙げられます。次に厳密にはレンズの解像度などがレベル低下することはありますが、これもテストチャートにかけて解析して始めて分かることで、通常の撮影には影響がないと思って結構です。

タイトル:夕映え
撮影場所:谷戸山公園
撮影データ:ISO 1600, F16, SS 1/40, 焦点距離 16mm, 露出補正 -1.3
ひと言:コロナ禍で近くの谷戸山公園の紅葉の撮影に、朝に夕に出掛け楽しみました。この日男子高校生が二人で来られ、沈み行く夕日を眺めていました。暮れなずむ秋の夕方の空気感が、表現出来ていればと思っています。

講師コメント:一日が静かに過ぎて行く夕刻の雰囲気を逃がさず抑えることが出来ました。サラリーマンらしき二人の男性が、働き終えて疲れをいやしているように見えます。太陽を葉の後ろに置き、光量を減らし露光を調整しているあたり、なかなかの技量を感じさせます。メインである大きく枝を広げた紅葉が夕日を受けて輝いている様子が的確に捉えられていて素晴らしい。落ち着いた風景の中に小さな幸せを感じさせてくれる作品です。

タイトル:武蔵野落穂ひろい
撮影場所:埼玉県日高市
撮影データ:ISO 320, F11, SS 1/30, 焦点距離 20mm, 露出補正 -0.3
ひと言:雑木林で落葉を集めている方がいたので写真を撮らせてもらいました。写っている方が所有している雑木林で、毎年、落ち葉を集めているそうですが、かなりの重労働です。武蔵野の年末の風物詩として雑木林の影を入れて撮影しました。

講師コメント:雑木林での作業を収めることができました。落ち葉の枯れ具合と足長の影から年末の風景であることが分かります。季節表現の組み立てがきちっと出来ていて、見る人に伝わってきます。前景に集めた木の葉の山を見せながら、人物の取り込みは大きすぎず、あくまでも風景の中の点景としているところに撮影者の状況設定を感じ取ることが出来ます。

タイトル:秋に囲まれて・・
撮影場所:谷戸山公園
撮影データ:ISO 800, F5.6, SS 1/90, 焦点距離 47mm, 露出補正 0
ひと言:紅葉の色をきれいに出すにはどうすればいいのかと悩みながら、マイナスにしたりプラスにしたり何枚か撮ってみました。結局露出補正ゼロの写真が一番色が良かったみたいです。紅葉を引き立たせたかったので後ろのお地蔵さんをぼかして撮りましたがお地蔵さんが真中になっていますが、もう少し左をカットしたほうが良かったですか?

講師コメント:撮影者は露出補正を色々と変えて撮ってみたのですね。その結果プラス・マイナス0が適正であったとのことですが、結果このやり方で結構です。撮影する以前に補正値が判断できればそれに越したことはりませんが、まずはプラス・マイナス0で撮影し、次にモニターで確認して、暗ければプラスに明るければマイナスに補正して再度撮り直しをする方法で覚えていってください。続いては構図についてですが、前景であります紅葉の形(枝の垂れ具合)や背景の様子(ボケ模様)を考慮しても、この中央の位置で差し支えないと思います。
 最後に作品についてですが、現場は光が左上から差し込んでいるのですが、前景の紅葉にも回り込んでいて、明るく撮ることができてよい結果が出ています。お地蔵さまが願いを叶えてくださった時のような爽やかな気持ちになります。

タイトル:変化するもみじ
撮影場所:南区上鶴間 「東林ふれあいの森」
撮影データ:ISO 640, F4.0, SS 1/60, 焦点距離 44mm, 露出補正 0.67
ひと言:F値と補正と配置とをあれこれしながら、これに決めて撮りました。結果はカメラの画像ではいいと、思っていたのですが、パソコンで見てみると 少し明るい感じがしています。どうなのでしょうか? その他の点についてもご指導宜しくお願い致します。

講師コメント:なるほど、題名はモミジの色が変化していく様子を表していたのですね。紅葉の時期ではありますが、まだ色付いていない緑の葉を主題として狙ったあたり、冷静な目で主題を探し出す力量を感じます。綺麗な赤は勿論素敵ですが、その中にある緑もまた魅力のあるものです。
 さて、質問の明度についてお答えすることとします。撮影者は少し明るすぎるのでは、とのことですが・・・。まず、この場合は逆光です。したがってストロボやレフなどの補助光を使用しない限り前景のモミジはアンダーになってしまいます。しかし、露出補正をプラスで撮影しているため、背景は明るめになっていますが、主題の露出はちょうど良い加減に仕上がっています。この感覚でよろしいと思います。

タイトル:僕は美味しいよ!
撮影場所:表参道
撮影データ:ISO 400, F5.6, SS 1/150, 焦点距離 23mm, 露出補正 0
ひと言:クリスマス間近の日射しを低めに受けて、パン屋の棚では美味しそうなプレッツェルが「僕は美味しいよ!」と存在感を主張していた。トレーとトングを持った美人さんが近づいて来たけれど、プレッツェルは彼女の目に留まるかな? 一番手前の窓ガラス(アクリル製)に付いた細かい傷やホコリが光の加減ではっきり写っておりビックリです。

講師コメント:先月のある方に続いて、今月もコマーシャルフォト?と思わせる作品が届きました。前景にドンと鎮座したパンの美味しそうな肌の焼き上がり具合に食欲を誘われてたまりません。背景の女性客をアウトフォーカスにして席を譲ったところなど、作品作りに手慣れたものと受け止めています。構図も良くできていますし、是非このお店のショーウィンドーに掲示したいところです。

#1:「脱皮」の撮影者です。丁寧なご回答をありがとうございました。合焦点は、確かに一番手前の竹皮です。それでも32まで絞っているのだから、竹にもピントは来るはずだと思い込んでいました。実際には来ていなかった! 現場でモニターを確認することの重要さを痛感しました。最大まで絞ってもダメなときは、手前3割のところにピントを合わせてみる、これも肝に銘じました。
 コロナ下にあってもネット例会を通してたくさんのアドバイスをいただき、撮影意欲を失わずにすみました。先生と会長さんに感謝しております。

#2:「秋に囲まれて」の先生からのコメント有難うございました。谷戸山に続き生田緑地の紅葉も撮りましたが濃い赤、薄い赤、黄色と紅葉には、色々な色が有って、難しいですね実際に目で見ている色になかなかちかづけず、マイナスにしたりプラスにしたり、そのまま0で撮ったりと、かなり苦労しました。そうやりながら覚えていくしかないですね。来年の紅葉を楽しみに。目で見たような色を撮れることを期待して。
 髙橋先生へ:コロナで始まりコロナで終わる1年でしたが、ネット例会という形で先生から講評を頂けて、とても良かったです。有難うございました。
 会員の皆様:皆さんの個性ある素晴らしい写真を見せて頂き刺激になり、楽しませて頂きました。コロナ禍で大変ですが、お互い気をつけながらどうぞ良いお年をお迎えください。

#3:「これで何杯め?」の作者さんは、ウイスキーがお好きなのでしょうか。見るからに美味しそうな水割りですね。氷のキンとした冷たさがグラス表面の水滴から感じます。
 それにしても、ISO 32000でノイズレス! 今のカメラはすごいですね。

#4:「わが家のベランダ」の干し柿を見て、父の転勤で福島市と郡山市に住んだ子供時代を思い出しました。確かタル柿といったと思いますが、母が縦長の渋柿の皮を剥いて軒先に吊るしていました。渋かった柿が干したら甘くなるのが不思議でした。焼酎をまぶして漬けたのも作ってもらった記憶があります。会津の身知らず柿というのもあったような気がします。一枚の写真から色々な記憶が甦ってくるものですね!

#5:高橋先生へ,「これで何杯め? 」の撮影者です。ご指導ありがとうございます。そうですね、確かに以前より色々な写真を撮りたいと思うようになりました。2021年、引き続き努力して行きたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

#6:to the #3,「これで何杯め? 」の撮影者です。ありがとうございます。ウイスキーは主人の物で、私は全然飲めないです(^ω^)
 そうですね、私もISO32000でここまではっきり撮れるとは思わなかったので、驚きましたISO32000のすごさを再認識しました。

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