ひまわりフォト 2024年6月9日例会報告
公開日:2024年06月12日 最終更新日:2024年06月12日
去る2月18日の例会のさい、ある会員の作品の主題となる花が逆光で暗くなっていたため、
講師から「ストロボで花に補助光を当てるといい」という指導がありました。
しかし、会員の多くは日中の明るいときにストロボを使用した体験がなく、
「日中のストロボ撮影について学びたい」という声があがりました。
そこで本日の例会にカメラとストロボを持参し、
日中のストロボ撮影の解説と実技指導を受けることになりました。
実技指導
▼背景が明るい場所を選んで撮影
▼ストロボを使わないで撮影。 人物は暗くなる
▼ストロボを使って背景の露出と人物の露出を
同調させて撮影(日中シンクロ)
【髙橋ぎいち講師の解説】
使用するストロボにも色々な機能を持つものがあります。①高速シャッター
に同調する外付けタイプ ②前述以外の外付けタイプ ③カメラ内蔵タイプ。
またそれぞれにガイドナンバーも異なります。これらを3種類に分けて説明
をしました。①はAVモードで高速シャッターが切れますので、太陽光(背景)
とストロボ光を同調させることが容易です。②は、シャッターは1/250秒が高
速限度となりますので、太陽光(背景)をシャッター限度内に抑える事が必要
となり、AVモードでのISOや絞りの適切な選択が必要となり、少しばかり
難易度が上がります。③はシャッターこそ1/250秒が高速限度ではあります
が、この点をクリヤーすれば①と同様AVモードで太陽光(背景)とストロボ
光を同調させることはかなり容易となり、撮影難易度は大分下がると思われ
ます。なお、この場での表記はスペースの制約もあり、概要説明に留めるこ
とといたしましたので、ご理解ください。