ひまわりフォト 2024年2月25日例会報告
公開日:2024年02月28日 最終更新日:2024年02月28日
講師は、会員の作品を見てしばしばフレーミングはこれで良いかと
問われます。撮影後においては、結果トリミングで対応する
こととなりますので、本日の例会作品から一点を取り上げて
トリミング例を講師に解説していただきました。
取り上げる作品は、道祖神 八代一二 です。
トリミング前
トリミング後
【髙橋ぎいち講師解説】
作品は並んでいる全ての石仏を収めようとしたため、左右が広くなり、よっ
て、上下も同様に広く撮りこむこととなってしまいました。個々の石仏が小
さくなってしまい、画面下方に主題(力)が集まる結果となりました。従って
背景の面積が大きく、主題を引き立てることが出来なくなっています。この
点を解決するために左右の石仏をカットし、背景を少なくして主題にインパ
クトを持たせるよう仕組んでみました。トリミング前と後を比較して見ると
お分かりいただけると思います。なお、トリミングは致し方ないと思われる
場合の手段であって安易にするものではなく、一義的には撮影現場にて完成
画を頭に浮かべ、的確な表現が出来るように努めるべきことです。
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