座間市民活動サポートセンター ざまっと芹沢親と子の自然観察会活動報告環境2021年12月芹沢自然観察会26日

2021年12月芹沢自然観察会26日

公開日:2022年01月13日 最終更新日:2022年07月14日

タイトル 2021年12月芹沢自然観察会26日

詳細

12月26日に2021年最後の自然観察会を行いました。出足の気温3℃(対照に小川の湧き水温度16℃)と冬の寒さで、畑に出ても8℃と陽が出ても寒かったです。

時間:9時05分~11時50分
参加者:15名

(画像)芝生広場のエノキ大木でツグミを探す

<野鳥>
ワカケホンセイインコ(芹沢初見)、ヒヨドリ、キジバト、ウグイス、ハクセキレイ、シジュウカラ、コゲラ、ハシブトガラッス、シロハラ、メジロ、エナガ、アオジ、ジョウビタキ♂、ツグミ(今冬初見5羽)、カワラヒワ(30+)、ムクドリ(40+)、モズ♂、ハシボサガラス、シメ(19種)

◆ワカケホンセイインコは泉の森で大分前から生息しており市内には昨年頃から飛来という情報があったが、芹沢公園にもついに進出してきた。、
◆本青鸚哥は(ホンセイインコ)は鳥類目録第7版では在来種に登録されています。ワカケホンセイインコはその亜種扱いになっています。

◆再度、1999年から2012年のセンサスの記録を探すと、2007年1月にこの種1羽の記録があります。ただし、当時のセンサスコースに目久尻川も入っているので、芹沢公園での記録かは定かではありません。
◆今冬はツグミの飛来が遅かったのが、さすがに年末には来てくれて一安心。
◆栗原農地のヒマワリ広場がなくなって大群で来ることが少なくなってますが、30羽程ですがエノキ大木内や下に群れ飛んでくれました。

植物は実になっているは11月と同じです。

◆(アカメガシワ?)と書いた冬芽は怪しいです。ユリノキのそばのつつじ植栽の中にそれは伸びていました。芹沢ではアカメガシワは気づかなかったので?

◆センダンの実にはムクドリが沢山食べに来ていました。ヒヨドリも食べるので、鳥はおいしいのか(食べるものが周りにないから致し方なく食べるのか)、味見を私の他に二人にしてもらいました。口に入れた果肉は最初は甘いですが、すぐに苦く渋く舌が感じました。かえってネットで検索すると「サポニン」があって食用に不適(薬もなるとか)とありました。少量の味見で良かった。実験台になったふたりにお詫びします。

<年間感想>
◆今年は12回の自然観察会を持ちましたが、コロナ緊急事態宣言が出ていた8月にも少人数での観察になりました。来年もコロナ感染状況は続きそうですが、注意を払いながら自然観察会を続けたいです。
来年もよろしくお願いします。

センリョウ実

ハダカホウズキ実

コブシの冬芽(まだ膨らみ始めていない)

キアシドクガ孵化あとの孔

キアシドクガ卵塊

クヌギ(カシナガ被害木)

アカメガシワ(?)

ホトケノザ花

ツグミ

カワラヒワ群れ(地上採餌)

丹沢最高峰蛭ヶ岳1,673m

富士山の方向から大山を横切って雪雲が流れる。

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています

Menu