座間市民活動サポートセンター ざまっと芹沢親と子の自然観察会活動報告教育2021年8月芹沢自然観察会22日

2021年8月芹沢自然観察会22日

公開日:2021年08月27日 最終更新日:2022年07月14日

タイトル 2021年8月芹沢自然観察会22日

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 今回はコロナ緊急事態宣言下のために少人数6名で早朝自然観察を行いました。セミの抜け殻集めも行いました。

 月に一度の観察会なので参加を楽しみにしていた会員も多かったと思いますが、ご理解のほどお願い致します。

6時35分から8時35分。
曇り(時折り陽も差す)。

(左画像)芝生広場の静かな朝景色

<野鳥> 夏は観察種数が少ないです、7種。
ハシブトガラス、スズメ、シジュウカラ、ハシボソガラス、ハクセキレリ、キジバト、ヒヨドリ。
<昆虫>
(チョウ)モンシロチョウ、ヤマトシジミ、ヒメウラナミジャノメ、サトキマダラヒカゲ、アサギマダラ、クロコノマチョウ、キタキチョウ、ダイミョウセセリ、キマダラセセリ、ジャコウアゲハ(10種)
◆アサギマダラは雑木林の中でひらひらと飛ぶ。

(セミ)ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ、アブラゼミ
◆まだ朝が早いのでアブラゼミの鳴き声はせず、ばたばたと飛び出す姿を見る。
(トンボ)シオカラトンボ、ウスバキトンボ、コノシメトンボ
◆コノシメトンボとノシメトンボは似ている。
(その他)タマムシ、ショウリョウバッタ

<他の生きもの> ミスジマイマイ(右巻き)

<植物>
アオギリ実、ヨウシュヤマゴボウ、コセンダングサ蕾、ミズヒキ、ヤブミョウガ実、キツネノカミソリ、ヤブラン。マヤラン、オトコエシ、ソクズ実、メヤブマオ、タカサゴユリ、ウド蕾、タカサブロウ、オニドコロ、ヤマノイモ、ママコノシリヌグイ、ワルナスビ、フジカンゾウ、園芸種カクトラノオ(ハナトラノオ)
◆キツネノカミソリは先月も咲いていたが、今月もまだ咲いている。

アメリカセンダングサ

コノシメトンボ(夏のトンボ)

ヤブミョウガ実

キツネノカミソリ

マヤラン

オトコエシ

ソクズ実

ウド蕾

ウラナミジャノメ

オニドコロ

ヤマノイモ

キマダラセセリ

ナラ枯れ被害(クヌギ)

今期も雑木林内にカシノナガキクイムシによるコナラ・クヌギに食害が続く。フラス(木屑)を出している。

ナラ枯れ被害(シラカシ)

今期はシラカシにカシノナガキクイムシによる食害が増えて広がっている。

<セミの抜け殻集め報告>
今年の集めた殻数は昨年の半数以下でした。集める人数がすくないことより、先週の長雨で草や枝に絡んでいた抜け殻が落とされたせいかと思います。
鳴いているセミはミンミンとツクツクがほとんどで、アブラは鳴いていませんでしたが、採集数は多いです。また、♂♀比ではミンミンもアブラも♀が多いです。

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