小田原市生ごみ堆肥化市民団体「小田原生きごみクラブ」を訪問
7/29 市施設マロニエにおいて、小田原生きごみクラブと市の協働開催による親子の環境教室〝生ごみダンボールコンポスト講座”に参加し、終了後に意見交換を行いました。
小田原生きごみクラブとは?
2009年~2010年の半年間の市開催の生ごみ堆肥化検討委員会の討議により、2010年度より生ごみ堆肥化推進事業「生きごみ小田原プロジェクト」がスタートしました。その手法はダンボールコンポスト実践者を広げることであり、その拡げ手として、検討委員会参加者や賛同市民からなる「小田原生きごみクラブ」が結成されました。事務局を市環境政策課が担当しています。
年200~300人が登録!! 10年の参加者累計は6000世帯を超える!!
小田原生きごみクラブでは、市と協働で、使い方の講座やお悩み相談のサロンを春秋5カ所ずつ、スーパー農協等5カ所で店頭説明会を実施しています。始める市民は、ダンボール・基材・シャベル・虫よけカバー等の初回セットと、2回3回目の基材が無料支給となり、この生ごみ堆肥化推進事業に参加するという申込書を書きます!!
スタートから13年が経過しても年200~300人の新規登録者がいるとのことには、大いに驚きました。スターターセットや初めの2∼3回の基材無料支給が市民の取り組みやすさとなっています。4回以降の基材の購入は市役所やイトーヨーカドーでも行っています。
出来た堆肥の回収システムもあり
市のその他のごみの収集時に、出来た堆肥を回収しています。出される堆肥は少ないとのことですが、市のフラワーガーデンや環境事業センターで活用しています。このしくみがあることで、畑や園芸等の使い道のない市民も参加可能となります。
竹炭粉も入れ木くず配合が多い基材!!
基材は障害者施設で製品化、専門家の助言も得、ピートモス23%・もみ殻燻炭15%・腐葉土8%・木くず54%の独自配合です。木くずを半分強も入るのは他にはない基材です。また、小田原の放置竹林を炭にした竹炭粉を入れることで消臭効果を高めています。
小田原生きごみクラブの活動の学びから座間での実践者拡大に向けて
市との協働が市民の参加を広げるには有効なことを目の当たりにし、現在2年目となってる座間市のバック型コンポスト生ごみ堆肥化実験事業を終了する次年度以降、継続して広げる担い手として参画を提案していきます。
この情報は、「ざま・生ごみ資源化しよう会」により登録されました。