コフキタケ駆除テスト実施
詳細
水性シロアリスーパーPHIでテスト
入谷地区ではコフキタケの感染被害が急増している。
そこで、簡単に駆除できる方法はないかと、薬品メーカーの協力を得てテスト(水性シロアリスーパーPHI・土台、枕木の腐朽防止用)を用いて実施した。
塗布後直後効果が出たと思ったが、月日が経つとしぶとくコフキタケは立ち直ってくることが分かった。
又、薬品は公園、道路等で用いることはできないこともあり、薬品でのテストは中止した。
薬品塗布前のコフキタケ(サルの腰掛けキノコの仲間)
裏面が白く「多年生」で感染率が高く、ベッコウタケと同じく生木の内部を腐朽させ、倒木を起こす。
水性シロアリスーパーPHIの塗布テスト。
水性シロアリスーパーPHIでテスト
コフキタケの子実体(キノコ)の裏面が黒く変色し、成長が止まったが。
中央の3個は塗布量が少なかったためか裏面の変色が少ない。
トップのコフキタケは真っ黒となったが、塗布していない中央は白い。
塗布量の多い下段コフキタケは死んだように見えるが。
コフキタケの上部中央に孔を明け、除草剤を浸み込ませてみると、多少効果が見えたが、
トップの薬品を浸み込ませたコフキタケは真っ黒になった、
薬品を塗布していないコフキタケは元気だ。
上段水性シロアリスーパーPHIを塗布したコフキタケは駆除されたように見えるるが(白色の上)。
コフキタケ、ベッコウタケを始めとする真菌を駆除するには薬品は効果は少ないことが分かったのでテストを中止し、「ノミ」を用いて全て取り除いた。
真菌は材の中で生きているので、今後再度出てくるものと思うが、その時の状態を観察したい。
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