なら枯と生存木
公開日:2021年03月03日 最終更新日:2022年07月14日
登録元:「座間安全・安心推進会」
タイトル
なら枯と生存木
詳細
カシノナガキクイムシが穿入しても枯れない穿入生存木
コナラの場合、カシノナガキクイムシが穿孔すると2~3割が枯死する。逆に言えば、7~8割は生き残る。それが穿入生存木である。
生存できた木は免疫ができ、2年後はカシナガ穿入が抑えられるという。
樹液が出る孔
フラスが出る孔
入生存木では、カシナガは繁殖できず穿入孔から樹液が出るものと、繁殖に成功し穿入孔からフラスが出るものがある。この繁殖に成功するものは、枯死木に比べ、次年度に出てくる成虫は少ないと言われている。
芹沢公園
2月でも樹液大量流出
左写真の根本
シラカシの老木だがカシナガに全力で抵抗しているようだ。
富士山公園
これも穿入生存木。大量のフ
ラスを出しているが
一生懸命カシナガに抵抗し、勝利したものと思われる。
変色部はナラ菌によるもので、褐色部が濃い程枯死し、色が薄いものは生存率が高いと思われる。
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