神井戸湧水環境改善
詳細
神井戸湧水脇がうっそうとして、防犯上も良くなく、神井戸湧水に見学者にも印象が良くなかった。
写真左側に通学路の階段があるが見通しが悪い。
※ 絶滅危惧種桜草が今、桜草が満開です。
地主に了解をとり、藪を伐採し階段が遠くから見えるよう見通しを良くした。
花も植え明るくし、犯罪を防止した。
左上迄階段(通学路)が確認できる。
防犯カメラも設置され不審者も現れなくなった。
絶滅危惧種野生の桜草
サクラソウは明るく湿った草地を好み、低地の河川敷や山麓の疎林下など、人里に近いところに多く自生します。そのため、都市の拡大とともに開発によって多くの自生地が消滅してしまいました。群生地は、春の生育期には十分な日光があたり、夏の休眠期には草や木の陰になり、晩秋には堆肥や燃料として原野の草刈りが行われたところにありました。現在は国の天然記念物に指定されている埼玉県さいたま市の田島ヶ原もそういった環境にある群生地のひとつでした。
多くの自生地で、草刈りなどが行われなくなったためにサクラソウが衰退し消滅していったなか、田島ヶ原ではまだサクラソウが見られます。しかし最近、そのほとんどが種子をつけていないことが明らかになりました。田島ヶ原は保護されてはいますが、都市化にともなう周辺の開発によって孤立してしまいました。そのため、サクラソウの花粉を媒介する昆虫がいなくなり、種子をつける機会が減ったといわれています。絶滅を危惧される種の保護を考える場合、単にその種のみに注目するのではなく、その種が生きる環境そのものも考えなければいけないでしょう。
また、河川管理等により生育地が乾燥化していることもサクラソウの生育に影響しているようです。
この情報は、「座間安全・安心推進会」により登録されました。