クビアカツヤカミキリ用ワラ縄産卵トラップで駆除効果を確認
ワラ縄産卵トラップと廃ペットボトルを利用したクビアカトラップで産卵タマゴを大量駆除
同じ桜、同じ果樹においてもクビアカツヤカミキリ(以下クビアカと表記する)にターゲットにされ易い木、され難い木がある。
人為的にターゲットにされ易い木を作り、他多数の木に産卵させないことで樹園全体を守り、ターゲット木への集中産卵されたタマゴを纏めて駆除することに成功した。
尚、トラップを付けていない木への産卵は32本中1本のみだった。
1.クビアカにターゲットされ易い木を利用する![]()
① 樹肌が凸凹して皮が断層状に割れている
② 樹皮にコケが生えている木、コスカシバ
に加害され傷んでいる木
③ 比較的若木でも腐朽菌に感染している木
④ 幹の根元が草刈り機等で傷ついている木
⑤ 被害を受けフラスが出ている木
⑥ 管理されず放置してある木
等である。特に既にフラスが出ている木、既に産卵してある木に成虫は集まる傾向がある。
次に、この①~⑥を備えている、又はこれに近い木を決めて、その木にワラ縄で人工的に産卵好環境をつくると同時に、飛来した成虫をペットボトルトラップで駆除するものである。
人工的に再現する方法として、既に被害が確認された、梅・桃の木に2月頃にワラ縄を幹に巻き付け、成虫が産卵を始める6月頃にワラ縄自体が柔らかなり、強力な産卵環境が整います。
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※クビアカは既にフラスが出ている木、他の成虫が産卵してある木を好んで雌成虫が集まる生態がある。
ターゲット木に産卵させた卵をブラックライトで探して大工道具のノミ等でタマゴをカキ落とす (写真―4)。
成虫は、ペットボトルトラップに集めて駆除する(写真-3~4)。
1.トラップに確保されたクビアカ成虫 (写真-3)
2.ワラ縄トラップに産卵した卵(写真-5~)※ 産卵タマゴはブラックライトで確認する。
3.孵化した卵(写真-9)
※ 卵は産卵直後1mm程度の小さい円状から 2mm程度の楕円、更に蛹と変化して幹内へ 穿入する。・・・幹内へ穿入前に駆除することが必要。
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2.ワラ縄産卵タマゴを駆除後又は他の木でフラス排出が確認された場合
産卵タマゴを完全に駆除できず、既に孵化幼虫が幹内に穿入し、他の木も含め新たなフラス排出が確認された場合は下記の「クビアカの生態を利用した幹内幼虫駆除」通称‘座間法’で対策をする必要があります。
クビアカの生態を利用した幹内幼虫駆除(座間法)
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3.クビアカ駆除4点セット
①ワラ縄トラップ・②ペットボトルラップ・③生態を利用した幹内幼虫駆除(座間方式)・④ブラックライトは 必要不可欠の4点セットです(他にノミが必要)。何一つ欠けてもクビアカ被害を完全に駆除することは出来ません。
この4つのシステムを最大限に活用することにより、クビアカの被害を「0」にすることができます。
尚、ワラ縄トラップ施工木は 1.項の内容、特に⑤フラスが出ている被害木を利用することにより、より効果が出ます。前記⑥項目を満たしていない場合その効果は薄れます。
注意 フラスが出ている、又は出て来た場合は必ず2.の「座間法」で最終駆除をお願い致します。
以上
この情報は、「座間安全・安心推進会」により登録されました。