ナラ枯予防対策説明会を開催致しました
情報発信元団体名:座間安全・安心推進会
被害が拡大するナラ枯れを市民の力で防ごうと、芹沢公園で説明会を開催した。市民のほか、隣接する海老名市の住民ら計14人が参加した。
ナラ枯れとは、ナラ類やシイ・カシ類などの樹幹にカシノナガキクイムシが穿入し、 ナラ菌を樹体に感染させ、菌が増殖することで、水の吸い上げる機能を阻害して枯死 させる伝染病です。
座間安全・安心推進会ではナラ枯を防止するには「予防」対策が最も大事であると考え、カシナガ活動前、活動期、活動後に分けて予防対策を行う計画を立てて説明会を実施した。
説明会は、主にパワーポイントを用いた。
実施日実施日 令和5年2月7日
令和5年度ナラ枯予防対策説明会 次第
主催:座間安全・安心推進会
開催日時:令和5年2月15日(水) 13時30分~16時30分
開催場所:芹沢公園北管理棟
主催者: 座間安全・安心推進会 会長 小林 覚 副会長 岡 臣一
支援:座間市公園緑政課 施設係長 甲山隆之 施設係 技士捕 加藤 央久
1. 開会挨拶 座間安全・安心推進会 小林 覚
2. 講義(パワーポイントを利用)
1) 座間市の現状と予防対策方法・・座間安全・安心推進会(20分)
2) 質疑応答(10分)
3. 予防対策(芹沢公園内の カシナガ穿孔生存木等を用いた実技 1時間)
1) 健全木にストレッチフィルムを用いて予防対策実施。
2) 穿入生存木にクラフトテープ及び粘着スプレー、ストレッチフィルムを用いた予防とカシナガ駆除方法に関する実技。
3) ナラ枯予知シートの設置(粘着面を表側)
4) ペットボトルトラップの設置
(休憩 10分)
4. ペットボトルトラップの作り方教室(1時間)
5. 今後の予防対策計画(10分)
6. 質疑応答(10分)
※ 感染症対策のため会場定員に応じた人数調整を行う場合があります。
※ 手洗い、うがい、マスクの着用等、感染症拡大予防対策に御協力お願いします。
※ 問合せ先
座間安全・安心推進会 046-254-2148
座間市公園緑政課 046-252-7222
1.説明会内容(パワーポイント)
月別カシナガ活動推移とナラ枯の関係
出来る限りカシナガ活動前に予防対策を終えることが大事であることを図を用いて説明した。
2.ボランティアさんのナラ枯予防対策活動
カシナガ活動前⇒1.ストレッチフィルムを樹に巻き付けカシナガが樹に 穿孔 できないようにする。
2.カシナガ穿入生存木は粘着シートを製作し、粘着面を樹側にし巻き付ける。又、更に粘着シートの上からストレッチフィルムを巻
き付け、防水効果、シートの剥がれ防止を図る。
カシナガ活動初期⇒1.ナラ枯検知シートを該当樹に取付ることで、カシナガの活動状況を確認する。
2.カシナガの活動が激しい樹木にはカシナガトラップを設置し、カシナガを捕獲 駆除する。
3.カシナガトラップボトルの交換とカシナガ捕獲数の確認記録。
4.設置資材の異常確認と修復。
激しい活動時期⇒1.粘着シートを表向きに取付カシナガを捕獲駆除する。
2.マスアタック初期であればトラップ及び粘着シートで補強する。
3.カシナガトラップボトルの交換とカシナガ捕獲数の確認記録。
4.設置資材の異常確認と修復。
カシナガ活動後期⇒1.カシナガトラップボトルの交換とカシナガ捕獲数の確認記録。
2.設置資材の異常確認と修復。
3.年間計画
4.実技
3. 予防対策(芹沢公園内の カシナガ穿孔生存木等を用いた実技 1時間)
1) 健全木にストレッチフィルムを用いて予防対策実施。
2) 穿入生存木にクラフトテープ及び粘着スプレー、ストレッチフィルムを用いた予防と カシナガ駆除方法に関する実技。
3) ナラ枯予知シートの設置(粘着面を表側)
4) ペットボトルトラップの設置
粘着 シート巻きとストレッチフィルム巻き
※ 根部黄色部粘着シートは、既には穿入しているカシナガの駆
除及び穿入防止がが目的。
※ フィルム部はカシナガの 穿孔 防止が目的。
ペットボトルトラップ(カシナガトラップ)の
設置
廃ペットボトルを加工して、カシナガトラップの製作。
5.ナラ枯予防対策説明会後の予定
3月 8日(水)芹沢公園 ナラ枯予防対策
3月18日(土) 〃
3月20日(月)ペットボトルトラップ製作
3月27日(月)芹沢公園 ナラ枯予防対策
3月28日(火)ペットボトルトラップ製作
3月29日(水)芹沢公園 ナラ枯予防対策
4月 1日(土) 〃
4月 3日(月)ペットボトルトラップ製作
4月 8日(土)立野台公園 ナラ枯予防対策
以上 皆様の参加をお待ちしております
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