座間市民活動サポートセンター ざまっとイベント情報防犯・防災協働事業④ 多様性に配慮した避難所運営ワークショップ

協働事業④ 多様性に配慮した避難所運営ワークショップ

公開日:2023年11月15日 最終更新日:2023年11月16日
登録元:「NPO ZSVN

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令和5年度 座間市+ZSVN協働事業④ 「多様性」に配慮した避難所運営《心のトレーニング》あなたもリーダーに・・・
をテーマに、主として女性、子ども、障害者、外国人、高齢者等災害時に「避難所」に頼らざるを得ない方の目線で避難所を考える「ワークショップ」を行います。

日 時:令和5年11月25日(土曜日)9時20分から11時50分(受付開始9時から)

会 場:座間市消防本部4階多目的室
    (座間市相武台1-48-1)

参加費:無料

対象者:災害に関心のある市民、中高生・大学生、障がい者、高齢者、座間市行政職員、学校施設管理者、福祉施設、作業所管理者およびスタッフ、災害救援ボランティアの方など、男女老若・・・・

定 員:約40名 駐車場:事前申し込み制(消防本部前の駐車場は使えません。講師用)

講座の内容:参加者で任意のグループを構成して、避難所をイメージをしながらそこで起きること、、考えておかなければならない「課題」について、グループ内で意見交換しながら「その時、どうしたらよいのか・・」を考えてゆきます。

 今年は大正12年9月1日に発生した「関東大震災」から100周年の年です。

我が国は、世界でも有数な「地震大国」です。1995年1月の「阪神淡路大震災」のころから、我が国は地震の活動期に入ったといわれております。その後、私たちは、数多くの「地震」「水害」「土砂災害」「火山噴火」の現場を見たり話を聞き明確な記憶が残っているはずですが・・・自分のこととして備えの行動に繋がらないようです。

 座間市でも、「首都南部直下地震」の発生確率は高くなっています。その時、避難する施設である「避難所」が開設されてその中で生活をせざるを得なくなる方も出てくることが想定されています。
(本当は、避難所には来ないこと。「おうち避難」に取り組む。避難所は安全ではありません)
座間市では、そのために、避難所毎に「避難所運営委員会」を設置して「開設訓練」を行っています。
しかし、2020年に発生した新型コロナ感染症拡大を契機に、避難所運営委員会の活動も低下しつつあります。
それは、委員会の中心的なメンバーの方が比較的高齢の方が中心となって活動していました。
ところが、新型コロナ感染症は、基礎疾患を持つ高齢者は感染しやすく、感染すると重症化することがあり、第一線の活動から引退する方が増えてきています。

現在、コロナ感染症は、5類という低いレベルに移行されましたが、依然として患者は出ていますし、LONG (COVID-19)という症状も出てきています。また、コロナ感染拡大期に影を潜めていた「インフルエンザ」が猛威を振るい始めてきています。
感染症は、なくなりません。座間市では、感染症を契機に、避難所のプライバシーの確保という視点からも、避難所の受入数は減少するが市民の安全を守るために「避難所内テント避難方式」を導入し、引き続き維持することになっています。

 避難所は、開設が終われば、関係者以外の立ち入りは制限されます。従って、避難所の運営は、避難者の中で組織される「避難所運営チーム」と行政職員、訓練を受けたボランティアが中心となって運営されます。

避難所は、感染症以前から「課題」となっていました避難所の「多様性(社会に応じた)運営」について、政府機関からも強く基礎自治体に求められています。
 過去の慣習では、避難所の運営は地域をまとめている男性中心の運営という傾向が強く、ケースによっては女性、子ども、その他災害に弱い方には居づらい場所になっていました。インバウンドの対応から、万一災害が起きれば外国人の方の避難者の受入をしなければなりません。地域は高齢化が進んでいます。過去の災害を見ても高齢化は災害関連死の増加にもつながってきます。高齢者が増えるということは高齢者対応にマンパワーを割かざるを得なくなります。

人々は、「福祉避難所」と簡単に言います。その対応に当たる、看護師、福祉士、相談員などの専門的な職員は今でも不足しています。
この状況下で、様々な「事象」が起きます。
特に、大きな「課題」は「女性」と「子ども」の課題です。社会変化は急激に進んでいます。今までの考え方では避難所は運営できなくなってきています。
 では、どのような「課題」があるのか?、あったのか?について、過去の災害の教訓を参考に「課題」が「問題」にならないために今から何を準備して、どのような思いで「こと」に当たらなければならないのか?について参加者同士で意見を出しあって一つの道筋を考えるための「心のトレーニング」のワークショップを行います。

近い将来、必ず地震などの大規模災害に巻き込まれる確率の高い中高生・大学生はぜひ参加してください。
この課題は、あなたたちのことであり、あなた方がその解決に向かわなければならないのです。

一緒に考えましょう。

概要

イベント情報名
協働事業④ 多様性に配慮した避難所運営ワークショップ
開催日
2023年11月25日(土)
開催時間
午前9時20分から11時50分
主催
特定非営利活動法人 ざま災害ボランティアネットワーク
後援・共催
座間市危機管理課
開催場所
座間市消防本部 4階 多目的室
郵便番号
252-0011
住所
神奈川県座間市相武台
1-48-1
交通案内
小田急線相武台前駅 徒歩 10分
駐車場の有無
有り(事前申し込み制)
問い合わせ先
座間市くらし安全部 危機管理課

費用

費用
無料

対象

対象年齢
中学生、高校生、18〜29歳、30代、40代、50代、60代、70代、80代以上(未就学児同行NG)
対象となる方
市民・中高生・大学生・行政職員・障がい者当事者・学校施設管理者・災害ボランティア等 災害について関心のある老若男女
授乳室の有無
無し

申し込み/定員

事前申し込み
必要(チラシをダウンロードしてQRコードで簡単に申し込みが出来ます。電話、FAXでも申し込むことが出来ます。)
申し込み方法
電話にて問い合わせ、メールにて問い合わせ、その他
申込み締め切り
2023年11月22日(水)23:59

この情報は、「NPO ZSVN」により登録されました。

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