電気も自分で作りませんか？　（マイ発電所プロジェクト）

首都南部直下地震（想定エネルギー　M7)が発生すると座間市では、全域が震度６弱、６強の揺れに襲われることが想定されています。
被害はそれぞれの方の日頃からの「備えの程度」によって異なると思います。
首都が襲われることになります。つまり国家の中枢部が被災します。その時、電気がどうなるかの想定は出ていますが、見通しは甘いような気がします。都内のエレベーターは止まってしまうでしょう。国の機能を復旧するために、首都圏に全てのパワーが集まってしまいます。今でも首都圏の電力は厳しい状況が続いています。その時、首都を囲んでいる衛星都市（市町）はどうなるか考えてみてください。

このようなことに対して様々なことを言う方がおられます。発電機があるから大丈夫と、カセットボンベの発電機があるから・・・よく考えてください。燃料はどうするのでしょうか？カセットボンベの持続時間はご存じですか？約１時間半で空き缶のゴミが出ることになります。ゴミの回収は当分ありません。夜、発電機を回したらどうなりますか？室内では使えません。騒音のクレームが続出しトラブルが起きると思います。「ろうそく」は危険ですので使用禁止です。
しかし、灯りは絶対に必要です。スマホの充電は？　パソコンの電源は？　インターネットの接続は？　おそらくLINEが切れたら「パニック」が起きると思います。介護で、電気が必要な方がいます。どうしますか？
「災害」というのは、想像力の問題なのです。「災害対応」というのはイメージ力の差が出てくるのです。
多くの方々はTVで過去の災害を見て「災害を知っている気」になっているだけです。あなたの被災は考えているでしょうか？
真っ暗闇を知らない子供たちはどうなりますか？　つまり「電気も自助」なのです。
ぜひ、小さな蓄電設備ですが、いざというときには「勇気」をくれます。