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**「こども∞感ぱにー」
桝谷和子さん **
桝谷さんは兵庫県尼崎市の
ご出身で、東日本大震災後、
2011年5月にボランティア
で石巻市に来られ、移住さ
れました。
小学4年生の時、阪神淡路
大震災で被災されました。そ
の当時の細かいことは今もし
っかり覚えているそうです。
しかし、傷にはなっていない、
それが今の活動につながって
いるようです。
大変な活動をされているに
もかかわらず、始終、にこや
かに話され、子どもたちが慕
っているのがよくわかります。
当日はこの学習会のために
来られ、すぐに石巻に帰って
行かれました。さすが!!
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** みんなでトーク **
前半は桝谷さんのお話、後半
は参加者が2つのグループに分
かれて、お話の感想などを語り
合いました。
皆さん様々な感想を持たれて
いました。自分の子育てに照ら
し合わせた人、子どものケアに
危機感を感じた人、私たちにで
きることは何か考えた人など。
一方的に聞くだけでなく、こ
のように語り合うことで、理解
を深めることができました。
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** 学習会を終えて **
<参加者のアンケートより>
・子どもたちの居場所、第3の
大人のいる居場所の大切さを
感じました。
・地域の大人と関係をつなげる
ことで新しくよい環境を切り
開かれたこと、継続されてい
ることに感動しました。
・子どものそのままを受け入れ
ることが大切と改めて思いま
した。自分の周囲でできるこ
とを考えていきたいです。
・子どもにとって震災がとても
大きなダメージになっている
ことがわかりました。傷にな
らないためには楽しい思い出、
安心できる場所が必要なこと
がよくわかりました。
・子どもを社会で育てていくた
めには大人の考え方が変わら
なくてはいけない。自分も大
人の一人として、子どもたち
とかかわっていきたいと感じ
ました。
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