2020年8月芹沢自然観察会23日
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8月2日の梅雨明け以降は朝から猛暑続きでしたが、今朝はスタート時で26度で幾分助かりました。恒例のセミの抜け殻集めもしましたので、観察時間は長くなりました。セミは3種がにぎやかに朝から鳴いています。
雑木林でナラ枯れを引き起こすカシノナガキクイムシの食害を受けたコナラの食害木を数本確認しました。
時間:6時40分~9時15分 天候:曇り、参加者:10名
(左画像)芝生広場の朝景色
<野鳥>アオサギ、メジロ、コゲラ、ハシブトガラス、ドバト(15羽群れ)、ハシボソガラス、ムクドリ、スズメ、キジバト、アオゲラ(声)、ヒヨドリ(11種)
◆小川にアオサギは行きも帰りのずっといました。何を狙っているのかな。
◆夏場は種数も少ない。シジュウカラいなかった。ヒヨドリは1回のみ。
<昆虫・くも>サトキマダラヒカゲ、イチモンジセセリ。コノシメトンボ、シオカラトンボ、ウスバキトンボ。キアシドクガ卵(ミズキに産卵)。キマダラカメムシ幼虫。オオシロカネグモ、ジョロウグモ。
◆コノシメトンボは久しぶり。オスでほぼ成熟の赤い個体。
◆サトキマダラヒカゲは谷戸部や雑木林に多数いた。
<植物>センニンソウ花、セイヨウフヨウ花、ヒカゲイノコヅチ実、ヤブミョウガ実、ノブキ実、ミズヒキ花、ヤブマオ実、ヨウシュヤマゴボウ実、タケニグサ実、アメリカセンダングサ花、フジカンゾウ花、ウド実、キツネノカミソリ花残り、ママコノシリヌグイ花、ハエドクソウ花、ヤブラン花、オニドコロ花、ガガイモ花、クズ花、アオツヅラフジ実、カラスウリ(クロウリハムシ吸蜜)
アオサギ(何を探すのかな)
コノシメトンボ(久しぶりの登場)
センニンソウ花(アジサイの植栽にかぶさる)
アオオサムシ脱出
ヤブミョウガ実
サトキマダラヒカゲ
キアシドクガ卵
(ミズキに産卵)
オニドコロ花
ガガイモ花
カシノナガキクイムシ食害木
(ナラ枯れの前兆)
カシノナガキクイムシ食害木
(ナラ枯れの前兆)
セミの脱け殻調査結果
今期は林縁の草むらで羽化するセミが多い気がしました。
この情報は、「芹沢親と子の自然観察会」により登録されました。