東原コミュニティセンター
                               

平成27年度 第1回文化講座 これからの地域医療 

平成27年度 第1回文化講座 これからの地域医療

〜地域包括ケアってなあに〜
実施日 平成27年6月23日
場所 東原コミセン 集会室
参加人数 64名
講師:海老名総合病院 前医院長 内山喜一郎 先生(外科医)


 
   

戦後、公衆衛生が向上し、国民皆保険になり、感染性疾患が減少し、現在の日本人は健康になり、
平均寿命が大きく伸びました。一方、核家族化が一挙に進行し、大家族であるいは隣近所で助け合ったり責任を分担しあう社会の仕組みが崩壊しました。医療・介護の社会保障費が国家の大きな財政負担としてのしかかっています。75歳以上の人口をみると私たち首都圏では、10年後に約2倍になり、このままでは医療と介護の体制がパンクします。死亡者が増え、病院や介護施設でその数をまかないきれなくなるのです。
私たちは、「どんな死を選ぶのか?」家族でも話し合っておかなければなりません。
そこで「地域包括ケアシステム=町ぐるみで、支え合う仕組み」作りが大切になります。
家族で支えきれない高齢者や認知症などの弱者を、医療や介護施設の助けを借りながら、地域の老人クラブ・自治会・ボランティア・NPO等が支え、その人の自分らしい暮らしを、その人の人生の最後まで続けられるようにするのです。遠くの親戚より、向こう3軒両隣=地域のつながりが大切になります。
病院がパンクしないために2025年に向けて病院の姿も変わります。高度急性期病院・長期療養病院等と任務を明確にし、適切な医療が実施できるようになるのです。
一方、私たちはかかりつけの医師と良い関係を作ることが求められます。
 今、病気を予防したり、延命処置ができるようになり、人生最後の自己決定である「死に支度」という考えが風化しました。
自分の死を考える事は「どう生きるか」という事に通じます。

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