ひまわりフォト
                             

ひまわりフォト 7月の例会(ネット例会)


タイトル:春爛漫
撮影場所:千葉県いすみ市
撮影データ:ISO 100, F16, SS 1/25, 焦点距離 70mm, 露出補正 -0.3
ひと言:電車と菜の花の写真を撮りに千葉に行って来ました。花は満開で春を満喫してきました。久しぶりの遠出ドライブでストレス解消にもなりました。

講師コメント:春らしい写真が撮れました。黄色は人の心を高揚させる効果があります。観ていると楽しい気分になって来るではありませんか。風景写真は相手を快くさせたら成功ですね。前景の菜の花を取り込むアイレベルが的確に設定できました。
タイトル:アート
撮影場所:自宅の庭
撮影データ:ISO 400, F2.8, SS 1/320, 焦点距離 60mm
ひと言:ゴーヤの蔓が作り出す形が面白くて撮りました。下の方にゴーヤの葉の緑を配置し、白ボケの中に渦巻きが入り込むようにしました。

講師コメント:自然の創り出すフォルムの完成度の高さに感心させられました。また、そこに気付いて収める撮影者の判断力は素晴らしいものです。モチーフを探し出す力量が身に付いています。背景色を緑一色にせず光を取り込み構成したところも成功の一助でしょう。
タイトル:これから「私時間」
撮影データ:ISO 800, F5.6, SS 1/125, 焦点距離42, 露出補正 0(このデータでは暗かったので、やや明るく修正しています)
撮影場所:相武台の駅前交差点
ひと言:2年前の5月中旬18:43に撮ったものです。自転車の女性が、これからどんな時間を過ごすのだろうと想像がふくらみました。この女性、少しぶれているように見えます。スローシャッターにして、自転車で走り去る動きをはっきり出すほうがよかったでしょうか。そのほうが人物が特定されないメリットもありますし…。

講師コメント:自転車で走る去る被写体をよく瞬時に収めることができました。また、コンセプトにも感心しました。彼女にこれからどんな時間が訪れるのか、素敵な内容で想像は無限に広がっていく気がします。実に洒落た作品ができました。さて、質問にお答えしましょう。主題を現在より大きくブラしてしまうよりも、むしろ被写体を止めて背景を流す「流し撮り」で表現すると、背景が処理できて、女性の考えている思いが画面に表れてくると思いませんか、想像してみてください。如何でしょう。
タイトル:水天一碧
撮影場所:座間市(四ッ谷)
撮影データ:ISO 100, F8, SS 1/320
ひと言:六月の四ッ谷は、苗を植えたばかりの水田に青空が映り、空と一つになったようで、とても美しいです。この景色をカメラにおさめることができてよかったです。

講師コメント:今回も四ツ谷テーマを見ることができました。空の青が水面に写り、これぞ一碧と言うことですね。白い雲と植えたての苗が生きいきと描写され、天地に挟まれた市街地が際立って見えます。新しい座間の風景場面が撮れました。
タイトル:大空へ
撮影場所:大和市(泉の森)
撮影データ:ISO 400, F5.6, SS 1/125, 焦点距離 200mm, 露出補正 0
ひと言:大きな幹につかまっているセミの抜け殻は、何度も見ましたが、危ういゆれる葉っぱの上に乗っている抜け殻は初めて見ました。雨も風も多い中でしっかりつかまっていたセミ、今、大空へ。

講師コメント:蝉は地中で何年も過ごし、地上に出ての短い一生。この抜け殻をじっと見つめていると地中での生態がどのようなものだったのか、そしてタイトルにあるように羽化したのち大空へ飛び立ち、成虫はいま生を謳歌できているのだろうか。そんな想像をさせてくれる「抜け殻」です。撮影者本人は、またご覧の方はどう受け止めましたでしょうか。
タイトル:夏の水辺
撮影場所:埼玉県狭山市
撮影データ:ISO 100, f8, SS 1/60, 焦点距離 88mm, 露出補正 +0.7
ひと言:梅雨が明けた小さな池の水面をアメンボが泳いでいました。空には積乱雲。アメンボの背景に水面に映った雲を入れて、夏の水辺の雰囲気を表現しました。

講師コメント:太陽の光が輝く夏の雰囲気が表現できました。雲の写り込みを上手に利用しています。水面がやや波立っているところが良かったですね。そこに浮かぶアメンボの配置も結構です。ボカして手前に取り込んだ緑の葉が夏の雰囲気を更に高めています。
タイトル:コロナそれともインバウンド
撮影場所:台東区上野(アメ横)
撮影データ:ISO 400, F6.4, SS 1/100, 焦点距離 46mm, 露出補正 +0.3
ひと言:ここアメ横は庶民的なインバウンド客で賑わう横丁…であった、数か月前までは。今は行き交う人も少なく、お店の人も手持無沙汰の様子。コロナに気を使いつつもインバウンド消費に賭けるお店は、こんな横丁にもあるのですね。アジア系の外国人を見かけ、「たくさん買ってあげて」と念じながらシャッターを切った。

講師コメント:少し前のアメ横の様子ですね。ここに来てコロナは第二波感染と言ってもよさそうな様相を呈しています。まさしく全世界に蔓延したウイルス問題を象徴するひとコマとなりました。気を使いながらマスクをして観光する外国人観光客の様子、今後においても忘れられぬひとコマになることでしょう。よくぞコロナ問題をテーマとして切り込んでくれました。
タイトル:波高く
撮影場所:茨城県大洗海岸
撮影データ:ISO 800, F16, SS 1/750, 焦点距離 90mm, 露出補正 -0.5
ひと言:一週間後に胃の大手術を控え、もう車中泊の撮影旅行は最後になるのでは?と思い、大洗海岸の日の出を目標に行ってきました。到着時は風が強く、翌日もその余波で荒波が海岸に打ち着けていました。一時間程撮影したでしょうか。打ち着ける波に勇気を貰い帰ってきました。今は、日帰りで撮っております。

講師コメント:まずは岩に当たって砕け散る波のパワーが飛び込んできます。シャッターチャンスも良く、加えて高速で止めているので迫力が出ています。画面左に波、右の前後に岩と鳥居を配置し、しっかりとした構図で組み立てられていることが分かります。撮影前の状況設定がしっかりとできています。
タイトル:日向の日陰
撮影場所:伊勢原市(日向薬師)
撮影データ:ISO 1800, F5.6, SS 1/125, 焦点距離 16mm, 露出補正 -0.3
ひと言:日向薬師の参道、日向に木立が天に向かい聳える杉の壮大な並木。大地には幾とせを耐え抜いた力強い根張りが見られます。参道に降り注いだ風雨水に根元を大きく抉られながら、なおも耐えづづける自然の強さに感動です。時には根に靴の踵が掛かり、又踏みつけてしまう阻喪を詫びながら、一歩一歩参道をかみしめて薬師寺本殿に向かいました。

講師コメント:見事な木の根が地を這っています。おそらく何百年にも亘り生き続けるものでしょう。アイレベルを下げての抑えは的確な判断です。主題にグッと近づいての距離感は広角レンズを上手に使いこなしています。背景に人物を入れたところも効果的です。全体にまとまった仕上げになっています。
タイトル:小雨ふる紫陽花谷
撮影場所:埼玉県(美の山公園)
撮影データ:ISO 800, F4, SS 1/125, 焦点距離 , 露出補正
ひと言:紫陽花が群生する斜面は、山頂から日の出が見られる東の方向にあります。ここは、紫陽花と雲海と日の出が同時に見られる有名な所であるらしい。私は、初めてなので、まだその素晴らしい景観は見たことがありません。残念ながら当日は、霧が発達し過ぎて素晴らしい景観と出会うことは有りませんでした。意気消沈。作品は、数少ない中の1枚です。特に、ホワイトバランス(色合い)に注意して撮影したものです。

講師コメント:現場はうっすらと朝霧がかかり、ひんやりとした空気に包まれて落ち着いた様子が感じ取れます。前景の花はアウトフォーカスに、そしてフォーカスの合ったポイントに居る人物の存在感が大きいので、目の前の紫陽花と対話する人物の心境が主題と受け止めました。風景写真では終わらないその先に、人と植物の相通じる世界を感じさせる深い表現作品と位置付けしました。
タイトル:厳粛なとき
撮影場所:寒川町(寒川神社)
撮影データ:ISO 400, F3.5, SS 1/60, 焦点距離 18mm, 露出補正 -0.7
ひと言:昨年の浜降祭の一コマです。夜中の催事で将に「嵐の前の静けさ」その物です。今年はコロナ渦の関係で中止になりました。早期の終息を願う神頼みです。

講師コメント:真夜中の神輿を見るのは珍しいことですが、闇の中に浮かび出た姿は荘厳であり何か奇怪な力をも放っているように感じられます。とにかく神事のパワーを浴びて今年も元気に生き抜きたいと思わせてくれます。そんな雰囲気を持つちょっと不思議な作品に仕上がりました。
#1:『アート』に関して
 ゴーヤの蔓がこんなにも面白い形を作り出すなんて。蔓のぐるぐる巻いた様子が良くわかるように、白ボケの中に入るように撮られたとか、珍しい写真で、まさにアートですね。

#2: 「これから“私時間”」の撮影者です。じつは、スローシャッタ―にするとどうなるか、先日、相武台の交差点でまた撮ってみました。結果、スローにすると、どんな人が自転車に乗っているのかわかりにくくなり、つまらない写真になりました。やはり高速で止めるほうがいいと思ったのですが、流し撮りですか! もう一度挑戦してみます。
#3: 今回は、作品の対比が興味深いものが、2組あると感じました。1つは街中スナップ写真の『これから「私時間」』と『コロナそれともインバウンド』で、もう1つは『水天一碧』と『夏の水辺』です。
 『これから「私時間」』は叙情的に主役に何かを語らせているように感じ、『コロナそれともインバウンド』は叙事的に主役をとりまく情勢を表現しているように感じました。また、同じ水面に映った雲を撮っていますが、『水天一碧』はそれを主役に、『夏の水辺』は重要な脇役として表現しているのかなと感じました。
 それぞれ作者さん、どうなんでしょう?
#4: 『これから「私時間」』と『コロナそれともインバウンド』の街中の2枚の写真について。
 2枚とも好きな写真です。作者のコメントを読んでからまた写真を見てみると見る側の今の心情に左右されるのだと、つくづく感じました。夕方ぽつぽつ灯りがともる頃、もう一枚は昼間の賑わいの中ですが受けとる私は、反対に感じました。
 これから「私時間」はとても穏やかな空気が流れているように感じ、アメ横は昼間の賑わいの中に寂しさを感じました。この2枚の写真を見比べて、今のコロナの時代の中で色々考えさせられる写真でした。
#5: to the #2, 何年前でしたかね? 流し撮りは、鶴巻温泉近くの小田急線線路沿いで屋外レッスンを実施した際に、先生から仕込まれましたね。自転車は電車よりゆっくり走るのだから、撮れるはずです、絶対に、上手く!
#6: 「波高く」の写真を、3年前の私の心境と重ねて拝見しました。その頃、私はある病気の疑いがあって検査結果を待っていたのですが、江の島の撮影会で、押し寄せる波に力強いエネルギーを感じ、病気の不安など小さなことのように思えてきました。「波高く」に入れ込まれている鳥居からは、手術の無事を祈る作者の気持ちが感じられます。私のほうは幸い、検査結果は異常なしでしたが、その後、不安のない気持ちで海を見ても、大自然と自分が一体化したあのときの感覚はよみがえってこないのですよ。
#7: to the #3, おっしゃる通りです、田植えをしたばかりの水面に映った青い空と白い雲を主題にしてます。田んぼでこのように綺麗な碧い水と空を撮れるのは6月の間の短い時期だけです。以前、まだ写真撮影が趣味ではない時は、四ッ谷に二十年以上住んでいるにも関わらず、全然気が付きませんでした。写真撮影を趣味にして本当によかったです。カメラのレンズを通して沢山の美しい景色に気づけるようになりました。(水天一碧作者)

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