ひまわりフォト
                             

ひまわりフォト 5月の例会(ネット例会)

ものは試しと気楽に始めてはみたものの.......

 こんな風に撮ろうと仕上がりイメージを決める。
 光と対話し構図を考え、機材を駆使して撮影。
 撮った写真をよそ様に解る様、ひと言で説明。
 写真のエッセンスを短い句に昇華させてタイトルとする。
 そして、狙い通りであったかどうかを含めて写真のレビュー。

写真、タイトル、撮影データ、ひと言、講師のコメント。

それらが詰まったこのネット例会って.......
お気楽ではありますが、もしかしてレベル高い?


タイトル:御神木に添えて
撮影場所:相模原市緑区青野原
撮影データ:ISO 100, F11, SS 1/20, 焦点距離42mm, 露出補正 0
ひと言:市道の奥に古墳と思われる丘の上に古木が有り、その根本に添えるように山つつじと祠が奉られ、地域の人が大切に鎮めてきた事に感動した。

講師コメント:手前に咲き誇る立派なつつじ、その後ろには小さなほこらが見えます。緑豊かな津久井地域に根付いた住民の優しさと信仰心を感じました。広角レンズでの引き付け効果が功を奏して、豊かな被写体描写が出来あがりました。
タイトル:山の上のオアシス
撮影場所:海老名市国分北(龍峰寺)
撮影データ:ISO 40, F1.8, SS 1/24, 焦点距離4mm, 露出補正 0, iPhoneで撮影
ひと言:コロナ禍に、大きなカメラを持って出かけるのも遠慮の日々。家内と買い物に行くふりをして散歩に出かけ、神社とお寺にお参り。神仏の傍らで心を和ませました。お賽銭と代金を納め、手水舎わきの無人販売で筍を一つ。炊き込みご飯が美味しかったです。写真はスマホで、あえて正方形で撮りました。つかの間のホッとした感、オアシス感が伝わればと思います。

講師コメント:手前に手水、後ろの棚には筍が並び旬のお目見えです。寺での一コマのようですが、とかく見逃しがちな場面に気付き、しっかりとカメラに収める目線に拍手を送ります。足元から対象を見つけ出そうとするカメラアイをお持ちですね。
タイトル:雄叫び
撮影場所:谷戸山公園
撮影データ:ISO 1000, F13, SS 1/20, 焦点距離12mm, 露出補正 +2
ひと言:以前から気になって何度か写している木ですが、なかなか木の特徴をうまく写すことができませんでした。今回は広角で木に思い切り寄り見上げてみたところ、木が胸を張って空に叫んでいるように感じました。ようやく、この木の特徴を表現できたように思います。なお、写真は最初からモノクロで撮影しています。

講師コメント:暫くぶりにモノクロームに出会いました。葉の間から漏れる光をハイキーで残し、模様として印象付けたところがこの作品の強みです。そうすることで幹と枝が生きてものを言うようになりました。モノトーンで創る白黒写真の豊かな表現方法のひとつとして受け止めました。
タイトル:錦のお堀端
撮影場所:小田原
撮影データ:ISO 200, F8.0, SS 1/60, 焦点距離24mm, 露出補正 -1.7
ひと言:晩秋の小田原城お堀周辺は、絵のように美しいです。今年も秋にまた紅葉を撮りに行きたいです。早くコロナウイルスに打ち勝って、人々が安心できる暮らしに戻って欲しい。

講師コメント:見た瞬間に心が落ち着く安定構図で仕上がっているところが素晴らしい。色調は決して派手過ぎずこれも好感が持てます。シャドウの色乗りがしっかりとしてハイライトを引き立てています。
タイトル:春望
撮影場所:座間市栗原
撮影データ:ISO 400, F25, SS 1/125, 焦点距離27mm, 露出補正0, オートライティングオプティマイザ強
ひと言:特に珍しい構図ではありませんが、場所は栗原の元ひまわり畑で、養蜂のための菜の花畑になっていました。新名所発見というつもりで撮りました。

講師コメント:広角レンズの特性を生かした上手な表現が出来ています。とかく変化のない菜の花畑ですが、前景にグッと近づき被写体を引き寄せ、インパクトを創ったあたりは手慣れた感じがします。さらに前後の距離感を誇張することで奥行きが出て背景も生きています。
タイトル:心やすまるひととき
撮影場所:大和市(泉の森)
撮影データ:ISO 1250, F3.5, SS 1/1250, 焦点距離83mm, 露出補正-0.33
ひと言:私もホームステイできず、ついついカメラをカバンに入れ自転車で出かけました。やはり私と同じような気持ちでしょうか、そんな気がしますが、散歩の人と出会いました。帰り間際、ご婦人の「桜の下での湖畔の一休み」のスナップを撮らせてもらいました。私も心やすまる気がしました。

講師コメント:水面に覆いかぶさり咲く桜の映りこみに感動した様子が伝わってきました。風の穏やかな様子も感じます。主題のバランスは画面左側に寄っていますが、右側の色調が深いせいでしょうか、結果均衡がとれているようです。優しい春の囁きを感じました。
タイトル:翆雨に冴える
撮影場所:厚木市森の里(あつぎつつじ丘公園)
撮影データ:ISO 200, F6.3, SS 1/250, 焦点距離 105mm, 露出補正 0
ひと言:五月晴れに咲き誇るつつじには華を感じますが、けむる翆雨に打たれ、色冴えるつつじに魅せられました。前後の緑のボケを意識し主題の色彩を引き立てたいと。昨年撮影の写真、来年に期待します。

講師コメント:霧か雨上がりでの撮影でしょうか、花びらに水滴があるようです。陽のまわりが柔らかくとても穏やかな感じに撮れています。フォーカスを浅く設定したことも雰囲気を高めています。特に後ろの高木をボカしたことでうるささがなくなり、背景としてひと仕事しています。
タイトル:旅立ちの時
撮影場所:座間市(座間高校近くの道端)
撮影データ:ISO 800, F5.6, SS 1/3000, 焦点距離55mm, 露出補正 -0.5
ひと言:タンポポの綿毛が飛び立とうとしている瞬間でした。コロナがおさまって、早く子供たちもそれぞれの場所へ飛び立っていけるといいなと思いました。

講師コメント:良い感じに出来上がりました。タイトルどおり旅立ちの時を捉えることに成功しました。画面右上にタンポポをさりげなく入れ込むことで、ワンカットの単写真に物語を吹き込ませることができました。この表現力の構成には驚かされました。
タイトル:息災を願う
撮影場所:相模原市緑区鳥屋
撮影データ:ISO 400, F6.4, SS 1/900, 焦点距離35mm, 露出補正 -0.7
ひと言:串川上流部に住むお爺さん。奥様を亡くしご自分もがん闘病中とか。地元小中学生のために長年自宅を開放してきたが、今は生徒達も外出自粛中。それならせめても彼らの無病息災を願おうと、庭先の串川に鯉のぼりを泳がせたそうです。まさに鯉のぼりの原点と心打たれ、力作自慢の姿を撮影しました。

講師コメント:意識して気張ったりしていない、ちょっと力が抜けたような人物を取り込んだことで、とても雰囲気の柔らかいドキュメンタリータッチの作品が完成しました。このお宅の鯉のぼりの歴史説明が聞こえてくるようです。人物をリラックスさせる撮り手の技量が感じられます。
タイトル:3月の雪
撮影場所:自宅
撮影データ:ISO 200, F2.8, SS 1/125, 焦点距離60mm, 露出補正 0
ひと言:庭一面を真っ白に染めたハナニラ。春の太陽に向かって懸命に上げていた顔が、翌日の突然の雪に下を向いてしまった。寒そうな表情を撮ってみました。

講師コメント:咲いていたハナニラの花は、降ってきた雪で頭を垂れてしまったとのコメントです。突然の降雪、自然の厳しさを思わせる出来事です。今はじっと耐えていますが、また上を向いて咲き誇ってくれることでしょう。対象にしっかりと対峙した観察力を感じます。植物の生きる力が表現されたドラマを感じました。
タイトル:黄昏の時
撮影場所:長野県
撮影データ:ISO 800, F11, SS 25秒, 焦点距離 18mm, 露出補正 0
ひと言:棚田と遠く善光寺平(長野市)の街灯りとの調和が素晴らしいと思い、日が暮れるのを待って撮影しました。5月の心地よい風と澄んだ空気感が伝わればと良いと思います。

講師コメント:前景と背景とでは大分光量が違う難しい現場ですが、ここまでまとめるには露光設定に苦労したことと思います。したがって陽が沈んだあと棚田の青の世界を掴むことができました。ただ単に夜景の風景作品にとどまらず、押し寄せる文明と残ってほしい自然との共存をアピールしているものと受け止めることができます。
・予想した人の名前とその写真のコメントをノートに書いて楽しんでます。後から先生のコメントが出るので、自分の感じ方と先生の写真の見方の違いが勉強になります。

・皆さんの作品を見ることができて嬉しいです。一枚一枚しっかり見ることができるし先生に直接質問もできて、こういうやり方も良いなと思いました。コロナのおかげで不自由もありますが、見方を変えれば新たな取り組みも生まれてきて、面白いかもしれませんね。ここのところいろいろなことにチャレンジする機会が増えて脳味噌が活性化しています(^0^)/
新たなことにチャレンジしての達成感は半端ないのですが、運動不足だけはどうにかしたいこの頃です。
・ネット例会の特長は何だろう?
 ** いつでもどこでも好きな時に、気分や考えを新たにして何回でも見ることができる。
 ** ひと言で写真を説明すべく考えなくてはならない。
 ** 自他いずれの写真についても自分の解釈や評価を講師のそれと比べ密かに見直せる。
 ** これ自体が記録である。
…と、そんなところかな?
・このような新型ウイルスが流行している特別な時期に、ウェブ例会のかたちで学習を続けられ、先生の丁寧な指導を受けられ、とても有難いと思っています。皆さんの作品やひと言、高橋先生の詳しいコメントを読むたびに、色々なことが勉強になります。多くの先輩たちの傑作を見られることが楽しみです。

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